【読書記録】ワーキングカップルの人生戦略 ― 2人が「最高のチーム」になる

妻に進められたの読んでみました。

実際に今後のライフプランを考えるうえで大事だなと思ったことをまとめます。

  

<サマリー>

共働き&子持ち経営者2人が悪戦苦闘の果てに生み出した生活術が描かれている。

(株)ワーク・ライフバランス代表取締役の小室淑恵さんとNPO法人フローレンス代表理事駒崎弘樹さんの二人が、男女双方の立場を踏まえ、自身が実践している「生活術」を紹介している。

 

・高度経済成長期は、夫が外に出て戦い、妻が家庭を守るという形が主流だったが、現在は夫と妻の二人で戦うテニスのダブルスのような形が望ましい。その為、親世代と同じ生活スタイルをする意味はない。

・結婚がゴールではなく、結婚がスタートラインに立つことで、お互いに今後成長していくという考えをするべき。


・男性は女性からの指摘事項に対して定着することが少ない。その理由は指摘された記憶自体を忘れたいと思い、同時に次からこうしてと指摘されたことも抹消する傾向にある。
 男性は褒めるという手段を使うと、そのうちに自主的に改善する傾向がある。→確かにw

・男性は権限や責任を獲得することが好きな傾向にあるので、家事についてもタスクの1つではなく、丸ごとキッチン全てのように責任と裁量権を与えると良い。すると、仕事と同じ感覚で自主的に工夫してやる。

・家事分担の際は、家事の個数で均等に配分するのではなく、家事のボリュームや難易度によってポイントの加重をつけてゲーム感覚で実施すると良い。

・家計を安定させ、貯蓄を増やす最適な方法は、資産運用ではなく夫婦ともに健康で働き続けられることである。

 

<感想>

 働き続けられることが最も大事なことであるという部分は非常に感銘を受けた。今後も健康に働き続けられるように、妻と一緒に助け合っていきたい。

 

おしまい。